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母親の精神的安定のカギは、実は父親が握っている。(noteリライト)

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この記事は、以前noteに投稿した子育てと夫婦関係についてのコラムをリライトしたものです。

 

noteは2019年1月に、ぼくが住んでいる埼玉県上尾市で開催された「パパが開く子育てサロン」の感想として書きました。

元記事

 

内容は同じですが、ブログ用に加筆修正しました。

気になった方は元のnoteの記事も読んでくれたら嬉しいです。

 

 

母親の精神安定は父親の言動に依るところが大きい

ぼくの住んでいる埼玉県上尾市では地元のNPO団体と地域の人によって「子育てサロン」というものが定期的に開催されています。

子育て中の(終わっている人も)人たちが集まって、普段思っているけど言葉にしにくい気持ちを話し合ったりする集まりの場所(サロン)です。話すも話さないも(パスもあり)自由ですが、内容は守秘する約束があります。

今までの子育てサロンというのは「母親たちの場所」だと思われていました。

「子育てを担っているのは母親、だから話したいことがあるのも母親だけ」という先入観(あえてそう呼びます)があったからだと思います。

世の男性の多くが「子育てについて語ることなんて特にないよ」と思っているのかもしれません。

家族ならまだしも、見知らぬ他人と「子育てや夫婦関係ついて日々感じていること」を語り合うなんてしたくない、と思っている男性は多いと推測します。

でも、少しづつ変わってきている感覚があります。

少なくとも、ぼくは「子育てに対する、上手くコトバにできない気持ち」があるし、それを同じような境遇の人たちと言語化していくことに大きな意義を感じます。

同じように考えている男性(父親)も少数ながらいる、と確信していたりもします。

父親が本音を語ること。

それが夫婦で子育てをするために、母親ひとりに子育てを押し付けないために、重要なことだと思うからです。

 

親が「自分の気持ち」に率直であること。

湯檜曽川にて

「父親が本音を語ること」と「母親の精神状態の安定」

両者に関連性なんてないのでは? と思う人もいるかもしれません。

子育てに消耗している母親に必要なのは「好きなことを楽しめる時間」や、あるいは単に「休息」であって、夫の率直さとか誠実さは無関係でしょ? と。

実はぼくも最近までそう思っていました。

でも、自分で子育てを体験していくうちに、自分(夫)の言動や態度が「妻の精神的な平穏」と大いに関係あることに気づかされました。

関係があるどころか「いちばん大事なこと」かもしれない、とも。

 

「大人が本音を語ること」の難しさ。

大人は本音を語ることを避けようとします。

特に男性は、自分の感情や感覚に「フタ」をして生きている人が多いと感じます。

ぼく自身も、感情にフタをして生きている部分はけっこうあります。

それは社会で生きていく上で必要なことでもあるし、悪いことばかりでもありません。

仕事上の人間関係トラブルを防いだりできる場合もあります。

でも、「自分の率直な意見や想いを相手に伝えないこと」は、家族という近い関係においては、とても窮屈なものになってしまいます。

自分だけでなく、家族にとっても。

 

子育てをするようになって気づいたこと。

弊息子(2歳)

自分の感情が「劣化している」と自覚したのは、子育てをするようになったことがきっかけでした。

ぼくには2歳(2019年3月現在)の息子がいて、毎日風呂に入れたり、ご飯を食べさせたり、歯を磨いたり、休日は散歩に行ったりします。

息子を見ていると、つくづく「子どもって本当に自分の感情に素直に生きてるよな」と実感します。

特に強く感じるのは、自分のコトバを持っていること。

もちろん、2歳児の発する「コトバ」は大人の「言葉」とはだいぶ違います。叫びとか鳴き声に近いときもあります。

でも、彼は確実に「独自のコトバ」を語っているのです。

嘘も、ごまかしも、忖度も、見栄もない「自分の感情を表すためだけのコトバ」を。

彼と比べると、自分は何て乏しい表現方法しか持っていないんだろう!

それがぼくが子育てをしながら発見したことでした。

 

拙くても、借り物ではない「自分のコトバ」を

ぼくも息子のように「自分のコトバ」を話せたらいいのに、と思います。

「偽りのない感情」を「混じりけのないコトバ」で表現できたら、毎日をもっと楽しく生きられるのに。

でもそれはかなり困難、というよりほとんど不可能に近いことです。

なぜなら、ぼくらはもうすでに「自分以外のコトバ」に染まってしまっているから。

自分以外のコトバとは「既製品のコトバ」と言ってもいいです。それは見栄えも良く使いやすい、とても便利な「道具」です。

「自分以外のコトバ」を使っている限り、誰かに笑われたりバカにされることは(そんなに)ありません。

でも、それは他のみんなが使っている、「薄められたコトバ」でもあります。

 

「自分のコトバ」を見つけよう

2歳の息子と同じ純粋さを取り戻すことは不可能だとしても、現状を少しだけ変えることならできるはずです。

 

大人が「自分のコトバを見つけるのは、簡単なことではありません。

繰り返しになりますが、一度「既存のコトバ」を覚えてしまうと、その方がずっと楽なので、わざわざ苦労してまで「自分のコトバ」を探すことをやめてしまうからです。

 

大人が「自分のコトバ」を見つけるには、第一段階として、まず自分の「本当の気持ち」を見つめ直さなくてはならないんだと思います。

そして「自分が本当に思っていること」に気づく必要があります。

 

自分の本音を見つめるのは勇気がいる。

自分が「本当には」何を思っているのか?

自分の本音を見つめ直すのは、かなりの勇気を必要とします。

「本当の気持ち」はぜんぜん建設的じゃない「身も蓋もないこと」だったりするし、相手を傷つけてしまう感情の時もあるからです。

それでも、「本当の気持ち」を語るのは大切なことだと思います。

夫婦という「チーム」で子育てをする場合には特に。長期的に良い関係を築きたいのなら「本当の気持ち」を話す以外に道はないとぼくは考えます。

本当の気持ちに蓋をしたまま生きていくのは、自分だけでなく家族にとっても窮屈なことです。

だから、ぼくは「自分のコトバ」を話していこうと思います。

妻と本音をぶつけ合って、お互いが納得できる着地点を見つけることが、ぼくにとっての「家族の意味」です。

おわります。

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