働き方

【経験談】会社をやめるときに実家に戻ってよかったこと。メリットとデメリット

投稿日:2018-07-31 更新日:

いわみ(@iwamishinji)です。

ぼくは20代のときにブラック企業の社畜で、転職を決意したとき、準備のために実家に戻っていたことがあります。

 

就職する前までずっとアルバイトをしながら続けていたバンド活動に見切りをつけました。

 

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そしてやっと就職した会社が、ど真ん中のブラック企業でした。

 

よくある話なのかもしれませんが、当時は本当に心身ともにすり減らしていました。

 

5年近く勤めたのは、都内にある中堅の人材派遣会社です。

 

前のブログ記事にも書いたように、明らかにひどい労働環境だったのですが、なぜか当時ぼくの頭の中には「どこの会社で働いても同じようなものだから我慢しなくてはならない」という謎の思い込みがあって、退職も転職もできなかったのです。

 

 

しかし30歳をすぎたとき、「さすがにこのままではヤバいぞ」と気づき(遅いですね)、重い腰をあげて転職活動をすることにしました。

 

本を読んだり、ネットで検索したりして転職情報を集めたぼくはひとつの結論に達しました。

 

 

いったん実家に戻ったほうがいい

 

仕事をしながら転職活動をして、内定してから会社に退職届をだす、というのがオーソドックスな転職方法だと承知しています。

 

でもそうするには、ある程度時間に余裕が必要です。

 

当時のぼくにそんな余裕はまったくありませんでした。

 

休みが取れたら昼過ぎまで起きれなかったし、起きた後も何かをする気になれませんでした。(仕事で疲れすぎていたので)

 

そんな状態で、働きながら合間を見て転職活動なんてできません。

 

だから転職活動をするなら、今の会社をやめてからじっくり選びたい。

 

でもそれだと金銭的な問題があります。無収入の期間が発生してしまうからです。

 

当時は都内の1人暮らしだったので、家賃と生活費だけで何もしなくても10万円以上出てしまいます。

 

貯蓄を切り崩しながらの転職活動だと、やはり焦りが出ます。

 

「もうお金も残り少ないし、あまり環境は良くなさそうだけど、この会社でいいや」となってしまうことは目に見えています。

 

そこでぼくは「いったん実家に戻る」という選択肢をとることにしました。

 

・そもそも何のために転職するのか?

 

転職する理由は「負のスパイラルに入ってしまった自分の人生を好転させるため」です。

 

そのために条件はしっかり選びたいです。焦って決めた就職先が今と同じような会社だったら意味がありません。(経験あり)

 

実家に戻ってから会社をやめた

 

意を決して実家に戻りました。

 

会社をやめてから実家に戻ったのではなく、「実家への引越しを済ませてから退職届を提出」することにしました。

 

やめるより先に実家に戻った理由はふたつ。

 

ひとつはすぐに転職活動をするためです。退職してから引越しをすると、そこで一回落ち着いてしまいそうな気がしました。働きながら生活拠点だけを移して、気持ちを段階的に切り替えていきました(今考えるとはじめての転職は相当の決意を持っていたことがわかります)

 

もうひとつの理由は、気持ち的に「会社をやめるぞ」という踏ん切りをつけるためでした。もうやめるしかないという状態に自分を持っていきたかったのです。

 

実家から勤務先まで通えない距離ではなかったのが幸運でした(埼玉から東京)。

 

会社には「今住んでいる部屋の契約が切れてしまい、しばらく実家から通勤します」と伝えました。(2年契約が満期になったのは事実です)

 

快く受け入れてくれた両親には感謝しています。

 

実家のメリット

 

そのようにして実家に戻ったわけですが、じっさいにそこで暮してみてぼくが感じたメリットとデメリットを紹介します。

 

・出費が押さえられる

 

よく言われますが、これがいちばんの利点ですね。実家はお金が(ほとんど)かかりません。

 

持ち家だから家賃もないし、食費と光熱費も払わなくていいです。

 

気持ちとしていくらかは両親に払っていましたが、ひとり暮らしの費用に比べれば格段に安く済みます。

 

・食事が出る

 

1人暮らしのときは自炊もしていましたが、忙しいときは外食が増えていました。

 

外食が続くとお金もかかるし、栄養も偏りがちになります。

 

実家なら親がいつも料理をしているので、それを頂くことができます。

 

なるべく親に頼らないようにはしていましたが、それでも平日の夕食を自分で用意しなくていいだけでも非常に楽です。

 

金銭面だけでなく、食事をつくる時間が浮くことも大きなメリットでした。

 

・生活がシンプルになる

 

ぼくの場合ですが、ほとんどの荷物(家電など)を処分して実家に戻ったので、家に娯楽と呼べるものはないような状態でした。

 

自分の部屋にはテレビもインターネットもありませんでした。

 

あるのは本とネット回線なしのノートPCだけ。

 

家に帰ってきたら本を読んで寝るだけの毎日がしばらく続きました。

 

おかげでたくさん本を読めたし、睡眠時間も増えました。考えごともたくさんできました。

 

生活がシンプルになると、頭の中もシンプルになるものだと初めてぼくは知りました。

 

・やるべきことに集中できる

 

実家にいると転職活動が捗ります。実家はやはり気まずいので「早くここから出たい」わけです。

 

だから本気度が違います。

 

実家のデメリット

 

実家に戻ることには好ましくない面もあります。いくつかあげてみると

  • 近所の視線が気まずい
  • 親に対して後ろめたい、肩身が狭い
  • 友達に言いずらい
  • することがない、暇。
  • 自由がない

 

などですね。僕が感じたのは精神的な不自由さというか、気まずさ。

 

気にしなければいいのかもしれないけど、どうしたって気まずいものは気まずいです。

 

「転職先が決まるまで」という期限があるから我慢していましたが、ずっと居候するのは精神的に相当きついと思います。ブラック企業とは違った意味で。

 

 

転職成功→引っ越し、さらに結婚まで

 

なにはともあれ、そうやって時間をかけてぼくは新しい転職先をみつけることができました。

 

今度の職場は残業のほとんどない会社でした。給料は安かったですけど。

 

転職してほどなく、職場近くのアパートを借りて一人暮らしを再開しました。

 

詳しくはまた書きますが、それからいろんなことが好転しました。彼女ができて結婚して子供が生まれました。

 

それでハッピーエンド、ということではなくて、ぼくの中では「マイナスだった人生がゼロに戻り、そしてようやくプラスに転じた」という感覚です。

 

おわりに

 

もしあなたが以前のぼくと似た環境で悩んでいるなら(そして戻ることが可能であるなら)、「いったん実家にもどる」ことをお勧めします。

 

実家もいろいろと面倒なことや苦労もありますが、ブラック企業から抜け出すためには、まず体勢を立て直すことが大切です。

 

幸運を祈ります。

 

 

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