ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ) で2017年7月から資産運用を始めています。
積立などはせず、30万円を放置しているだけですけど。(つみたてNISAもやってますので)
という方にも、 ロボアドバイザーはオススメです。
知識なくても大丈夫だし、なんといっても「ほったらかし」でOKなところが魅力ですね。
資産運用系のブログは毎月積立している方が多いようなので、「積立ナシで完全放置したデータ」ってあまり見かけません。
純粋にWealthNaviのパフォーマンスを証明するデータになっていると思います。
という方の参考になれば幸いです。
もくじ
積立ナシで30万円を2年間放置した結果は?
じゃん!まずは結果をご覧ください!
運用額300,000円を WealthNavi(ウェルスナビ) に預けて放置。
リスク許容度はレベル4に設定しました。(WealthNaviでは、1~5で選択できます。)
2019年8月17日の評価額は、307,751円。
25ヶ月で7,751円のプラス(+2.58%)となりました。
追記:2020年1月の状況。
その後、世界経済が安定してきたこともあり、2020年1月現在の資産評価額は346,158円。2年半で+15.39%というパフォーマンスとなっています。
約2年で、2.5%のプラス!
元手が少ないぶん、利益も小さいのは仕方ないですね。
でも、正直な感想を言えばもっと増えると思っていました。
最初の半年で急上昇!
先ほどのグラフを見てもらうと、最初の半年(2018年1月)で+29,000円まで上がったことが分かります。
ほぼ10%の利率。年率に換算したら20%!すごい。
このままいけば、1年で5万円くらい増えちゃうかも?
なんて期待しました。ところが…
その後、急落!
プラスからの急落!
一気に8,000円以上のマイナスになってしまいました。
原因は世界的な株価の下落です。(なんか要因があったけど、忘れちゃいました)
+29,000からの-8,000なので、2カ月の間に37,000円くらい減った計算になりますね。
その後も上がり下がりを繰り返しながら、徐々に資産は増えていきます。
2年間ほったらかしの推移まとめ。
放置した30万円の推移をざっくり追ってみます。
2018年1月(6ヶ月目)⇒+29,305(+9.77%)
2018年3月(9ヶ月目)⇒ -8,393(-2.8%)
その後はもう一度プラスに転じて、また徐々に上がってきました。
2018年9月(15ヶ月目)⇒+24,020(+8.01%)
しかし去年(2018年)末に株価が暴落した影響で、一時は最大15,000円以上マイナスを記録。
2019年1月(18ヶ月目)⇒-24,954(-8.32%)
それから再度持ち直して、4月に+24,000円くらいまで行きました。
2019年4月(21ヶ月目)⇒+23,992(+8.00%)
2019年6月(23ヶ月目)⇒ +3,768(+1.26%)
増えたり減ったりしながら、現在はアメリカと中国の経済的な対立でまた株価が下がっていて、現時点で+7,000円となっています。
2019年8月4日 316,184(+3.39%)
2019年8月17日 307,751(+2.58%)←今ココ
追記:さらに4か月後…急上昇!?
この記事を更新した後で評価額が増えています。
原因は世界経済(主にアメリカ)の情勢が安定してきたからだと思われます。
2020年1月14日現在の資産評価額は346,158円。
投資額は30万円積み立てナシなので、運用益は46,158円。(15.39%増)
一年あたりの平均利回りは6.4%くらいになります。(15.39÷2.5=6.36)
いい感じになってきましたね。
感想:銀行預金よりぜんぜん良い。
アップダウンはありましたが、2年間でプラス2.5%は悪くない数字だと思います。
(半年後、+15%以上)
たとえば、大手銀行の普通預金の金利は現在0.001%です。
100万円を1年預けても、利息はたったの10円にしかなりません。
楽天銀行やイオン銀行は、0.1%ですが、それでも100万円を1年預けた利息は1,000円です。
それと比べたらウェルスナビの2年で2.58%(1年で1.3%くらい)というのは、悪くないと思います。
(2年半の状況では15%。利回り6%超え)
ウェルスナビとは?
このサービスを簡単に説明します。
Wealthnavi(ウェルスナビ)は、資産運用を全自動で行ってくれるサービスです。
ロボアドバイザーと呼ばれるAIアルゴリズムが最適な資産の組み合わせ(ポートフォリオ)を形成してくれます。
発祥はアメリカで、日本でも数年前から始める人が増えてきています。
ウェルスナビは、現在日本で最も口座登録者数が多いサービスです。
テレビCMなどを見たことがある方もいるかもしれません。
ロボアドバイザー?
ロボアドバイザーとは、資産運用の補助やアドバイスをしてくれる自動サービスの総称です。
銘柄の選定から売買まですべて自動でやってくれるので、投資に関する知識がない人でも簡単・安全に資産運用がはじめられます。
世界中の株式銘柄や金融商品の価格をコンピューターで分析し、最適な投資先を教えてくれます。
AIによる市場分析アルゴリズムは、以前までは富裕層しか使えない限定されたサービスでしたが、ウェルスナビをはじめとするサービスで誰でも使えるようになりました。
従来、投資先を決めるのは証券会社やフィナンシャルプランナーという専門家の役割でしたが、今ではAIのアルゴリズムの予測の方が信頼できると言われています。
ウェルスナビのメリット
難しいところは、全部おまかせでOK!
他のサービスより信頼性が高い!
10万円から始められる!
いつでも解約できる(積立停止は8営業日前まで)
長期積立で手数料が最大0.90%(年)まで下がる
デメリット
ウェルスナビで資産運用することのデメリットも挙げておきます。
手数料がかかる(1%)
元本割れする可能性もある
会社倒産のリスク
特に気をつけたいのは「元本が保証されていないこと」です。
と勘違いしている人がいますが、100%増えるわけはありません。
世界経済が不調になれば(たとえばアメリカの株価が下落するなど)、元手を下回る可能性もあります。
長期の視点を持とう!
ぼくの2年間の運用データを見ると、上がったり下がったりしながらも、徐々に増えてきているのが分かると思います。
この間の世界経済が好調だったかといえば、そうでもありません。
どちらかと言えばマイナス要因の方が多かったように思います。(トランプ大統領の発言や米と中国の貿易戦争など)
それでも、資産は(トータルでみれば)増えています。
それなりに不景気が続いたとしても、長期でみれば世界経済は成長しているからです。
長期運用において大切なことは、一時のアップダウンは気にせずに長期視点を持って運用を続けることです。
最低でも10年くらいは動かさない気持ちでいるのがいいと思います。
運用初心者にはウェルスナビがオススメ!
世界経済は今後も成長を続けますが、日本の経済状況は悪くなっていくと予想されています。
年金の不足問題など、公的な社会保障だけではやっていけなくなる時代はもうすぐそこまで来ています。
自分で老後資金を作っていくことが重要です。
銀行に預金していても資産は増えませんから、どこか自分で選んで運用していく必要があります。
とはいえ、運用のための知識を得るために、あまり時間をかけられない人が多いです。
そんな「運用したいけど、何から始めたらいいかわからない」人には、とりあえずウェルスナビに口座を開設してみることをオススメします。
10万円から始められますし、いつでも引き出すことが可能です。