在宅ワークはコロナをきっかけに増えて、一つのスタイルとして定着してきました。
ZOOMなどツールも進化していて、出社することへの意識も変わってきています。
副業やフリーランスでも、自宅でコツコツ作業をして収入を得る方法が一般的になってきました。
彼らの働き方に共通しているのは「家にいる時間が増えた」「自宅が仕事場所にもなった」という点です。そうなると
自宅の作業環境をもっと快適にしたい!
と誰だって思うようになります。
でも、お金はあまりかけたくない。
「安かろう悪かろう」は嫌ですが、「安くていいもの」を探します。
在宅ワークの環境改善は「アイデア次第」
それほどお金をかけずに、在宅の作業環境を大いに改善してくれるグッズを集めてみました。どれも5,000円以内で購入できるものです。
PCや家具といった「ハード部分」を変えなくても、在宅ワークを快適にするグッズはたくさんあります。ネットを探せば安価で良いものが見つかります。
これから紹介するグッズの中に、ご自分の作業環境に適したものが見つかれば幸いです。
もくじ
PC周りを整える、5,000円以下で購入できるグッズ
この記事では、ネットで入手できるグッズの中でも「5000円以内」のものに絞ってご紹介しています。
在宅ワークに欠かせないのがPCです。PC周りを自分にあったものにカスタマイズすることで、身体への負担を軽減してくれます。作業の効率もあがるし、健康にも良いです。
手にあったマウスやキーボードだけでなく、手元にあると「なんとなく気分が上がる」というアイテムも仕事を続ける上では大切ですね。
ワイヤレスキーボード
使いやすいキーボードは作業効率の改善だけではなく、腕や肩への負担も軽減してくれます。
ワイヤレスキーボードは、置き場所が自由で、ノートやタブレットとも接続可能なのでおすすめです。
MacにおすすめのMagic Keyboard
Macを使っている人におすすめなのが「Magic Keyboard」です。
タイプがしやすく、手に馴染むキーです。筆者の現在の作業環境は「Mac Mini」と「Magic Keyboard」(テンキー付き)です。
リストレスト(ハンドレスト)
長時間のPC作業は手首や腕に疲れが溜まりますよね。メール返信が多い人や、ライター、プログラマーの方はキーボードに触れる時間も長く、そのぶん腕も疲れやすくなります。放っておくと肩こりや頭痛に発展してしまう場合もあるでしょう。
手の下におく柔らかなクッションを置くことで、腕への負担を軽減してくれます。
こちらはマウスパッド用。手首を置く部分が柔らかい素材でできています。
WEBカメラ
リモート会議が多い人は、取り付け型のWEBカメラ。画質がよくなることで相手からみえる自分の姿が変わります。
荒い画像よりも、きめ細かい映像を送れるほうが、相手に与える印象も良くなります。仕事の本質ではないかもしれませんが、小さな積み重ねは大事ですね。
このエレコムのWEBカメラは200万画素です。最新のスマホには及びませんが、MacBook Pro(120万画素)より上です。
ビデオ会議用なら十分と言えるでしょう。
デスク環境を快適にする、5,000円以下で購入できるグッズ
在宅だからこそ「デスク環境」は大事です。
筆者は少し前まで仕事専用のデスクがなく、自宅の収納部屋の一角に平台をおいて作業スペースにしていました。
そんな環境でも、アイデア次第でデスク周りを快適にすることは可能です。
ネットで5000円以下で購入できる、デスク環境を整えるグッズを紹介します。
ノートPCスタンド
自宅でノートPCを使っている人も多いと思います。
デスクに「ベタ置き」しても問題なく使えますが、スタンドを使うことで「画面の位置」が上がるので、自然と顔の角度が上がり、姿勢も良くなりました
筆者はPCスタンドを使うことで、前屈みだった姿勢から背筋が伸びた姿勢を保つことができるようになりました。目の疲れも軽減したように感じています。
あまり上にしすぎると今度は腕が疲れるので、角度だけ30度くらいにして使っています。画面の位置が10センチくらい高くなりました。
また、スタンドを使うことには画面の高さ以外にも、熱を逃してこもらないようにする効果もあるのです。
USB-C付きの電源タップ
電源タップは「USB-C」の穴がついたものがおすすめです。スマホもノートPCも、他のアクセサリも今はUSBのタイプCが主流です。
タップに直接差し込めるタイプの製品が便利です。
見た目もオシャレなものがあり、デスクの見えるところにおいても楽しめます。
おしゃれな電源タップ
こんなのもあるんですね。
ギターを弾く人なら一度は見たことがある感じの「エフェクター型」。
この電源タップなら目立たないところに隠すよりも、むしろ目につくところに置きたくなりますね。
ケーブルホルダー
ごちゃごちゃしたケーブル類は見た目にも美しくありません。充電・給電ケーブルは抜き差しが頻繁に発生します。
せっかくコンセントをデスクの下に配線したのに、充電ケーブルが抜き差しの度に絡まったり、デスクの向こう側の床に落ちてしまったり。整理されていないケーブル類はストレスの元です。
筆者は「Anker」のケーブルホルダーをデスクに取り付けたら、机の上がスッキリ快適になりました。
USBケーブル(ノートPC)、ライトニング(iPhone)、スマートウォッチのワイヤレス充電器などが1箇所に整列するからです。
マグネットでくっつくので落っこちたりせず、ストレスが減りました。
ただ一点、Ankerのこの製品は表面がシリコン的なマット素材のため、ホコリが溜まりやすいので、そこはちょっと気になっています。
小物入れ
山崎実業の3段トレー。筆記具やスマホなど、気分によって好きなものが置けます。
写真立てや置き物を配置してもいいでしょう。
ペン立て
ペン立てってあると少し便利だし、机のコーナーにピンと立っている、見た目の感じもいいです。
ホッと一息。、5,000円以下で購入できるグッズ
仕事には息抜きも大事です。
在宅ワークでは会社よりも自由に選べるものが多いので、休憩用のグッズにもこだわりたいところです。
これも5,000円以下で購入できるグッズをまとめました。
電動コーヒーミル
コーヒーミルがあると、自宅で挽きたてのコーヒーがいつでも楽しめるようになります。電動なので手も疲れず、時間も早いです。
筆者はこれで毎朝豆を挽いて、1日分のコーヒーを作るのが日課になっています。
豆を挽いて淹れるコーヒーはやはり美味しいです。
「澤井珈琲」の豆は高コスパで美味しい
コーヒー豆にもこだわりたいところですが、毎日飲むものなので、コストは抑えたいところです。
そこで「澤井珈琲」から2キロセットで販売されている豆がおすすめです。
500グラムが4袋で、なんとお値段3千円ちょっと。カルディなどと比べてもかなり安いので驚きです。
味も美味しいので、筆者はずっとこの豆を愛飲しています。
カップウォーマー
台の上にマグカップなどを置いておくと、保温できるカップウォーマー。飲み物が冷めません。
タンブラー
サーモスの保温タンブラーも、温かい飲み物を冷めにくくしてくれます。フタをすれば保温力がアップします。
アロマディフューザー
冬場はデスク周りに小さな加湿器を置いておくと、加湿できて喉や肌を守ることができます。
こちらはLEDライト付きのアロマ加湿器です。アロマオイルを数滴混ぜれば、作業スペースがアロマ空間になります。
オイルは作業時はローズマリーやペパーミントのキリッと系、リラックスしたいときにはラベンダーなどの緩和系がオススメです。
ホットアイマスク
PCの画面を凝視していると目が疲れます。時々目を休憩させてあげましょう。
目の周りを温めてあげると、充血もとれてスッキリします。
冬場を快適に。5,000円以下で購入できる防寒グッズ!
寒い季節は作業部屋が冷えますよね。あまりにも寒いと作業の効率が落ちてしまうこともあります。
冬場の作業部屋でも暖かく快適に過ごすために、防寒対策は必須です。とはいえ暖房をガンガンにかけてしまうと、却って頭がボーッとしてしまうこともあります。室内の酸素が不足しますし、乾燥すると喉も痛めます。
室内でもなるべく厚着をして、暖房を最低限にすることで、脳の働きが良くなります。また、光熱費も節約できます。
レッグウォーマー
寒い部屋で脳を活発に動かすためには、足を暖めるのが基本です。
色はグレーやモカブラウンもあります。
男性用
フリース
着込めるだけ着込みましょう。暖かくて軽いフリースがオススメです。洗濯もできます。
着る毛布
足まで包まりたい人には「着る毛布」がおすすめ。
フットヒーター
重ね着だけでは限界があるときには電気の力を借りましょう。その場合も足や下半身を重点的に温めると頭がボーッとなりにくいです。
まずは「フットヒーター」。
足を入れるタイプは蒸れるので「乗せるタイプ」がおすすめです。
ガジェット系5,000円以下で購入できるグッズ
ワイヤレス充電器
iPhoneをワイヤレスで充電できるスタンドタイプの充電器。
ヘッドセット
周囲の音を遮断したい場合には、こちらのようなヘッドホン型のマイクセットが役に立ちます。
骨伝導イヤホンも5,000円以下で手に入る
こちらの5,000円の骨伝導イヤホンは、Amazonレビューの評価が総じて高いです。おそらくコスパの良い商品でしょう。
ネックスピーカーは頭への負担がない
ワイヤレスイヤホンやヘッドセット型の骨伝導イヤホンは「装着感がイヤ」という人もいると思います。
「ネックスピーカー」は首にかけるタイプのスピーカーなので、頭やこめかみには負担がありません。
ただ、密着はしていないので、音漏れはイヤホンと比べて大きくなります。ですので、それほど周囲に音漏れの気遣いをしなくてもいい環境で、耳周りの装着感が嫌な人にはおすすめです。
Xiaomiのスマートウォッチは5,000円!
通常は5,000円をちょっと超えますが、ただいまはブラックフライデーで五千円切ってます。
この価格でスマートウォッチが手に入るようになったとは驚きです。
3,000円台ならプレゼントに!在宅ワーク快適グッズ
ここからは、さらに3,000円以下の在宅ワークグッズを紹介します。
自分用だけでなく、プレゼントにもおすすめです。
筆記具
在宅ワークで欠かせない筆記具。
100円台のペンやノートも使う分には何の問題もありません。しかし、上質な筆記具を一つ持っていると、何となく気分が上がるものです。
ここでは2〜3千円くらいで購入できる、「良い筆記具」を紹介します。
モレスキンのノート
良いノートを持っていると思考も回転する気がします。
名入れボールペン
ボールペンも良いものを一本持っていると、気持ちがいいです。
三菱のジェットストリームの「プライム」は、ズッシリした持ち感とクッキリ書ける書き味が気に入っています。
追加サービスで名前を刻印することもできます。
3,000円以下で購入できるガジェット
デジタルノート
こちらはペンタブレットですが、デジタルノートとしても使えます。
手書きのノートでは物足りない人にオススメです。
空気電動イヤホン
骨伝導ならぬ「空気伝導」のイヤホン。耳たぶに挟んで使います。
3,000円台のスマートウォッチ
シャオミのスマートウォッチよりもさらに安いですが、ワークアウト測定、各種通知、タイマーなど基本的な機能はすべて備わっています。
番外編:在宅ワークアイテムを安く購入できるジモティ
在宅ワークを快適にするグッズを紹介してきました。
5,000円以下という制限を設けたため、ガジェットやアクセサリー的なものの紹介が多くなりました。
デスク、椅子、モニターなどの、いわゆる「ハード」が紹介できていません。
ハード(家具や家電)は高額なので、普通は5,000円以内では購入できませんが、場合によっては5,000円以下で入手できる方法もあります。
それは「中古品」です。メルカリやヤフオクでも出品はありますが、大きな商品では配送料が高額になるため、安く買いたい場合にはおすすめできません。
そこで、おすすめなのが「ジモティ」です。ジモティーは、地域密着型の掲示板サービスです。不用品を無料で譲ったり、有料で売ったりすることができます。
リサイクルショップも活用できますが、自分の感覚としては、掘り出し物が見つかりやすいのは「ジモティ」だと思います。
リサイクルショップは良くも悪くも価格が固定化されていることが多いです。そのぶんハズレも少ないのがメリットではありますが、「掘り出し物」は見つかりにくい傾向があります。
その点、ジモティはたまに「こんなにちゃんとしたモノがこんな価格で!」と驚くような取引があります。
ただ、ジモティではこちらから引き取りにいくという条件がついているものも多くあるため、自家用車がないと割に合わなかったり、往復の時間やガソリン代も含めて検討する必要はあります。