よく当たると評判の「16Personalities(16パーソナリティー)性格診断テスト」を夫婦で診断しました。
ネットで簡単に受けられる性格診断テストです。
こちらの記事で詳しく解説していますので、初めての方はどうぞ。
もくじ
【16パーソナリティー】MBTIをベースにした性格診断
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「無料・登録ナシ・10分くらいで受けられる」という気軽さで、世界中で広く使われています。
この性格分類ツールは 「MBTI」という方法論をベースにして作られています。
ポイント
MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インジケーター)
心理学者ユングが提唱した「タイプ論」をもとに作られた質問紙方式の性格検査。
1998年くらいから注目されはじめ、欧米を中心に広まっている。
MBTIの目的は自己理解を深めることですが、今ではお手軽な性格分類テストとして認知されてる感がありますね。
MBTIの「真の目的」とは。ペルソナに2面性はあるのか?
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「 16Personalities性格診断テスト 」を夫婦で受けてみた!
16Personalities性格診断テスト(以下「16Personalities」と略します)
「ゾッとするほど」かどうかわかりませんが、かなり当たっている気はします。
面白かったので妻にも受けてもらいました。
自分の結果:論理学者(INTP-A)
ぼくは INTP-A でした。
このテストの分類だと「論理学者型(+自己主張的)」というキャラクターになります。
詳しい説明は本サイト、またはこの記事にゆずりますが、各パラメータ(性格的側面)は、
- 「精神(意識)」I 内向型(76%)
- 「エネルギー」 N 直感型(83%)
- 「気質」 論理型(81%)
- 「戦術」 探索型(64%)
- 「アイデンティティ」自己主張型(61%)
「直感」と「論理」が比較的偏っている(極に寄っている)という結果でした。
「論理学者型 INTP」ってどんなタイプ?
ぼくの診断結果である「論理学者型」とは、どんなタイプなんでしょう?
診断結果にはこんな言葉が。
鶏が道路を渡ったのか、道路が鶏を渡ったのかは、あなたの基準系次第である。
「相対性理論」を提唱したアインシュタイン博士の言葉だそうです。(アインシュタインさんもINTPらしいです)
難解ですね。相対性理論の「光から見ると観察者の方が動いて見える」なんとかに関連しているのかもしれません(たぶん)。
「論理学者型」の特徴
- 全人口の3%
- 「平凡であること」が何より惨めだと思っている
- 持ち前の発明力や創造力、独特の視点や力強い知性を誇りにしている
- 明晰な持論や容赦ない論法
- あらゆる性格タイプの中で、最も綿密な論理思考の持ち主
よくも悪くも受け取れますが、要するに「理屈っぽい」ということですかね。
結果を妻にも見てもらったとき、彼女が最も反応したのは以下の部分でした。
パターンを好み、発言の矛盾点を指摘することにかけては、ほぼ趣味と言ってもいいほどなので、論理学者型の人に嘘はつかない方が良いでしょう。
「そのまんまだね!笑」と言ってました。そうかな?
INTP (論理学者型)の有名人
同じINTP、論理学者型の有名人は、アインシュタイン博士の他にも、以下のような人がいるらしいです。
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
- デカルト(哲学者:「我思う、故に我あり」)
- パスカル(哲学者、物理学者:圧力の単位に名を残す)
- アイザック・ニュートン(万有引力の法則)
学者が多いですね。(論理学者型だから当たり前か)
映画マトリックスの主人公、ネオもINTPだとか。
妻の結果:仲介者(INFP-T)型
妻にも受けてもらいました。
彼女は INFP-T でした。
「仲介者型(+慎重派)」となりました。各パラメータの傾向は、
- 「精神(意識)」I 内向型
- 「エネルギー」 N 直感型
- 「気質」 道理型
- 「戦術」 探索型
- 「アイデンティティ」慎重型
数値は不明。スクショしてもらうのを忘れてました。
(登録不要のため、結果も保存してくれません)
INFP(仲介者型)ってどんなタイプ?
仲介者型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。
落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があります。
“仲介者”型の性格より抜粋
真の理想主義。
博愛精神(すべての人を平等に愛する)とかに近いのかな? そういう資質というか性格はあると思います。
「内気に見られるけど、実は情熱的」も合ってます。
また、こんな記述もあります。
自身の信条に基づき行動します。前に進むための方法を決定する際、名誉や美点、道徳、美徳に目を向け、賞罰ではなく、自らの純粋な意志により導かれます。
「自分の信条に基づいて行動する」が印象的です。
意志や感覚を重視する、というアーティスト的な側面がある。 これも当たらずといえども遠からず、という感じ。
仲介者の特徴
- 全人口の4%
- 落ち着きがあり控えめ
- 内側には激情と情熱がある
- 自分の信条に基づいて行動する
- コミュニケーション能力に優れ、多言語の習得にも向いている
優しいけど芯が強くて対話好き、といった感じでしょうか。
INFP(仲介者) の有名人
- シェイクスピア
- ビョーク(アイスランドのシンガー・アーティスト)
- ジョニー・デップ(ハリウッド俳優)
- ジュリア・ロバーツ(ハリウッド女優)
「仲介者型」の著名人。俳優やアーティストが多いですね。
映画『アメリ』の主人公もこのタイプになるそうです。
性格タイプの違い
ぼくが「論理学者(INTP)」妻が「仲介者(INFP)」でした。
アイデンティティを除き、4つのパラメータのうち3項目が同じという結果です。
「気質」の特性がぼくが「論理型」で妻が「道理型」。違いはそこだけ。
論理学者を感情的(道理的)にすると仲介者になるんですね。
INTPとINFPの共通点と相違点
- 「精神(Mind)」は共に内向型
- 「エネルギー(Energy)」も直感型
- 「戦術(Tactics)」も探索型
- 「気質(Nature)」は、ぼくが論理型・妻が道理型
- 「アイデンティティ(Identity)」は、ぼくが自己主張型・妻が慎重型
※「アイデンティティ」は16タイプの診断には含まれません。(変種として扱われるため)
2層の分類グループでは?
「16Personalities」には、他にも 「2層の分類グループ」という項目があります。
「役割(Roles)」と、「戦略(Strategy)」です。
その分類によると、ぼくは
- 役割が「分析家(直感的論理型)」
- 戦略は「自信家で個人主義(内向的自己主張型)」
妻は
- 役割は「外交官(直感的道理型)」
- 戦略は「飽くなき向上者(内向的慎重型)」
こちらは2つともタイプが別れました。
蛇足:2回受けても結果は同じだった!
ぼくが一度目の診断を受けたのは数カ月前。
事前の注意事項として、「なるべく中間的な回答は避ける」とあります。
とはいえ制限時間(目安だけど)もあるし、ポンポン答えていくのに、中間に近い回答もいくつかしていました。
なので「今度はちょっと極端でもいいから、どっちかに寄せてみよう」と考えたわけです。(性格診断的に自然でなくなる可能性もありますけど)
2回目の結果も、INTP-A「論理学者型(自己主張的)」という同じでした。
今度の回答は7段階のうち、左右どちらも1番目か2番目にしようと心がけたので、前回よりもパラメータが振れた結果になりましたが。
1度目と2度目、どちらの結果が正しい?
1度目も2度目も結果としては同じ「論理学者型(自己主張的)」でした。
違いは
- 1度目は中間に近い論理学者型
- 2度目は極端に近い論理学者型
となりました。
客観的に考えてみると「1度目に受けた診断結果の方がより本質に近いのでは」と思っています。
つまり、1度目のテストではどちらにしようか迷ったら中間に近い回答を選んでいました。(左右どちらかの3番目。完全な中間は選ばなかった)
それが「正直な回答」で、1度目の結果が「正直に答えた診断結果」となるのではないでしょうか。
対する2度目は、どちらかというと「ちょっと盛ってみた」というか、少しばかり「作られた性格」になってしまっている気がします。
妻も2回受けた!
妻も1度目のテストの数日後にもう一度受けてみたそうです。
(この「16Personalities性格診断テスト」は手軽にできるところがいいですね)
そうしたらやはり同じよう結果。INFP-T(仲介者型-慎重派)
そしてやはり、2度目は寄せて答えてみたそうで、結果もやはり左右どちらかに振れた結果になっていました。
妻曰く「2度目はちょっと意識しすぎたかな」と言っていたので、診断的には1度目の方が真実に近いのではと思います。
夫婦で16personalitiesを受けて分かったこと
診断結果から分かったことは、傾向としては共通している部分は多いけど、タイプ的には違う人間ということです。
これはわりと納得できる結果ですね。
ぼくと妻の共通する部分は、内向型・直観型・探索型と、4分類の中の3つが同じタイプという診断が出ました。
(融通が利かないとか、思いつきを大事にするとか)では似て部分も多いと感じています。
でも、それらが組み合わさった「ひとりの人間としての性格」はだいぶ違う、というのが、今まで結婚生活からの正直な感想です。
INTPとINFPの相性は?
論理学者型と仲介者型の相性はどうなのか?
そんなに悪くないんじゃないか、と今のところは思っています。
結婚生活がもう少し長くなってきたら続編を書いてみるかもしれません。
おわります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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