この記事が役立ちそうな人
- TwitterやFacebookを見ているのは楽しい
- でも、自分で投稿するのは抵抗がある
- 「意見をどんどん発信できたら楽しそう」と思う
- そのうち自分も発信しようと思っている
そんな人に向けて書いてます。
(実は2年前の自分です)
もくじ
日本人は「ROM専」が多い?
今やTwitterやFacebookなど、いわゆるSNSをひとつもやっていない人はほとんどいないと思います。
しかしアカウントは持っていても、他人の投稿を見るだけで発信しない、いわゆる「ROM専(ロム専)」の日本人は多いらしいです。
参考:SNSにて読むだけで書き込まない「ROM専」が多いワケとは(NEVERまとめ)
ROM専とは?
ロムセン。
「Read Only Member」(リードオンリーメンバー)の略。
SNSなどを見ているだけで、書き込まない人のこと。
「ロムる」や「ROMってる」のように活用する。
日本人はROM専の割合が高いという記事です。特に若い女性に多いんだとか。
参考: 若い女性に多い「SNS見る専クラスタ」 ツイッターで5割、「発信する情報はない」という声も(キャリコネニュース)
本当は発信したい!
みたいな理由で「ROM専」ポジションを選んでいる人もいると思います。
という人もいるかもしれません。
しかし、それだと「一生発信せずに」終わってしまう可能性が高いです。
どうしてそんなことがわかるのかというと、自分がそうだったからです。
ぼくは10年以上「ROM専」 でした。
人のブログや投稿を読みながら「俺だったらもっとうまく書けるな」とか(ひとりPCの前で)思いながら、何も発信しない日々が11年くらい続きました。
「半年ROMれ」どころか【10年以上ロム専】をして分かったこと。
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ROM専でもかまわない
ぼくは「ROM専は良くない」と言いたいのではありません。
自分で 「発信しないこと」を選んでいるなら、その人生は尊重されるべきだと考えています。
ただ、「そのうち発信してみようと思ってるんだけど」みたいなスタンスで、結局いつまでたっても踏み出せないのはもったいないと思います。
以前の自分がそうだったので。
何年か前に発信を始めました。
今ではTwitterをほぼ毎日投稿しているし、ブログも書いています。
「それで何か変わったのか?」と誰かに聞かれたら、ぼくはこう答えると思います。
発信するようになってから、人生がもっと楽しくなりました。
とはいえ、いきなりガンガン発信できるようになったわけではありません。
10年以上続いた「ROM専体質」を変えていくには、リハビリが必要でした。
ぼくが実践していた方法をご紹介します。
ROM専から発信者になれる、5つのステップ
「ぼくがどうやってROM専から脱却したのか」をお伝えします。
なるべく負荷の少ない「ステップ方式」で発信していきました。
この記事に書いたように、ぼくは11年もROM専生活をしてきました。
そんな「ネット失語症」の人が、いきなりブログもTwitterでガンガン意見を表明していくのは無理ではないですが、精神的な負担は大きいと思います。
早晩燃え尽きてしまう危険性もあります。
それより、無理せず少しずつ発信量を増やしていく方が長続きできます。
5つのステップとは?
ぼくが採用したのは「5段階ステップ」です。
この方法なら、あまり負荷をかけずに発信慣れしていくことができると思います。
具体的には
step
1リツイート・いいねを積極的にしていく
step
2引用リツイートで意見を表明
step
3気になったツイートにリプライしてみる
step
4単独ツイート
step
5ブログを書く
という順番。ひとつずつ説明していきます。
① リツイート・いいねを積極的にしていく
Twitterでアカウントをつくり、好きな人や共感できる人をフォローしたら、タイムラインにツイートが流れてきます。
「これは共感できる」という意見や感動した投稿に「リツイート」や「いいね」をしていきます。
これだけでOKです。
気になったニュースを共有するだけでもOKです。
コメントはなくて構いません。
とりあえず無言でリツイート・いいねをする。
大丈夫です。たぶん。
反応してもらって嫌な人はいない(と思う)ので、気にしないで積極的にポチりましょう。
これが第一段階。
どう思われるかな?とか全然意識せずにポチポチできるまで続けてみましょう。
② 引用リツイートで意見を表明
次は、気になったニュースや共感した投稿に感想をつけてリツイートしてみましょう。
むずかしく考えなくてもOKです。
「すごい!」とか、「面白かった!」だけでもかまいません。
慣れてきたらなるべく詳細に書いてみましょう。
140文字の制限があるので、言いたいことだけを濃縮して詰め込むことを意識するといいと思います。
このときも「つまらない意見と思われないかな?」みたいな意識は極力排除していきましょう。
99%の場合、それは自意識過剰です。
一瞬で通り過ぎていくタイムラインで、「なんだよこの意見!」と思わせることができたら、逆に大したものです。
みんなそれを狙ってツイートしています。
初心者の投稿なんて目の端にも止まらないはずです。気にせずガンガンいきましょう。
これが2段階目。
③ 気になったツイートにリプライしてみる
続いての段階は「リプライ」です。
リツイートと似ていますが、「リプライ」は特定の人に宛てたメッセージという意味が強いです。
なので、リプライの場合は敬語を使うなど相手に読まれることを意識して投稿してみてください。
(にも関わらずスルーされて当たり前、くらいの気持ちでいれば無視されても傷つきません)
リプライの良いところは、自分をフォローしていない人の目に触れさせることができることです。
何万人もフォロワーがいる人や、バズっている(多くの人に拡散されている)ツイートにリプライすれば、ふだん経験したことのないインプレッション(露出回数)が得られるはずです。
そこで共感を得るツイートをしたら、あなたの投稿にもたくさんの反応が来るかもしれません。
④ 単独ツイート
そうしたら今度はいよいよ「単独ツイート」をしてみましょう。
内容は何だっていいです。さっき食べたご飯のことでも、ムカつく上司のことでもいいです。
「あなたの気持ちをあなたの言葉で」発信してみましょう。
よく「フォロワーを増やしたいなら日記のような投稿はダメ。有益なことをツイートしましょう」という”教え”があります。
その主張は間違っていませんが、「中級者向け」です。
初心者はまず、発信に慣れることから始めた方がいいと思います。
言い換えれば、「心のブロックを外す」作業です。
自分のしょうもない意見なんて発信していいんだろうか?という「謎の思い込み」を解消するのが第一歩です。
この段階を抜けられない人が意外と多い気がします。
⑤ 最終段階 ブログを書く
単独ツイートに慣れてきたら、いよいよ最後の段階。ブログでも書いてみましょう。
内容はなんだっていいです。日記でもポエムでもOK。
何度も言いますが、「有益な情報発信」を求められるのは中級者以上です。
あなたが発信の初心者であるなら、発信の質なんて度外視して構いません。
まずは書くこと。すべてはそれからです。
関連記事:
まとめ:発信することは楽しい!
10年以上ROM専を続け、それからブログを書くようになりました。
どちらの立場も経験していますが、発信することは楽しいです。
ただ、ずっと見てるだけだった人がいきなり発信するのはハードルが高いので、徐々にならしていく「リハビリ方式」を紹介しました。
ROM専(見てるだけ)の人が発信を始める方法として、
- ただのリツイート・いいねをする
- 引用リツイートをする
- リプライ
- 単独ツイート
- ブログを書く
という順番でやってみると無理なく発信できるはずです。
そのうち発信するのが楽しくなってくると思います。
おわります。
ツイッターなどのSNSで「足跡」を気にするROM専の心理。
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