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「半年ROMれ」どころか、10年以上ロムって分かったことは?

投稿日:2019-04-01 更新日:

「世界を半年ROMれ」

20年近く前に、インターネットの巨大匿名掲示板で見かけた書き込みです。

「視野の狭い意見を披露する前に、世の中を見てきなさい」的な意味で使われていたと記憶しています。

「半年ROMっとけ」と偉そうにも書き込んでいたのは、おそらくオッサン。そのオッサン(たぶん)たちがどれだけ「世界」のことを分かっていたのかは疑問ですが、言い回し自体は面白いと思います。

まあ、その書き込みを読んでいるぼくも当時は「ロム専」だったのですが。

 

ROM専とは?

ロム専(ロムセン)「Read Only Member」(リードオンリーメンバー)の略。SNSなどを見ているだけで、書き込まない人のこと。

「ロムる」や「ROMってる」のように活用する。

日本人はROM専の割合が高く、特に若い女性に多いという。

 

長らく「ロム専」だったぼくが最近になってブログやTwitterで「発信」するようになって、いくつか気づいたことがあります。

 

ROM歴11年

ずっと「見てるだけ」でした。

 

ぼくがどのくらいROM専を続けていたのかというと、10年以上です。

正確には11年。(2007年から2017年まで)

その間一切発信をしませんでした。なぜ発信をやめ、11年後に再開することになったのか?色々ありましたが簡単に言うと挫折です。(詳しくはプロフィールページをどうぞ)そこから立ち直るのに11年という年月が必要だった、と自分では解釈しています。

それ以前(2006年)のぼくがしていた「発信」は、日記のような自己満足の文章をネットにアップしているだけでしたが(今もそれほど変わりはないかもしれないけど)ぼくは「その場所」を大切にしていました。面白いといってくれる読者の方も数人いました。

ですが当時の若いぼくは、それ(自己満足のネット日記に真剣に取り組んでいること)が恥ずかしくて認められませんでした。内心では大切に思っているのに、表面上は「どうでもいい」というフリをしました。

そして夢を挫折したとき、ぼくは発信することも同時にやめてしまったのです。今思うと、「やりたいことはあきらめたとしても、発信活動は続けていればよかったな」と後悔する気持ちもあります。そうすれば「表現方法」の経験を少しずつ積んでいけたのに。

結局、発信を再開するまで11年かかりました。

 

まさにROM専

見る専門

発信をしていない間も、他の人の書いた記事は貪るように読んでいました。

ブロゴス、Yahooニュース、SNSから匿名掲示板まで。気になるものはすべてブックマークして(古いですね)読んでいました。

読むだけで書き込みや投稿はしませんでした。まさに「ROM専(ロム専)」です。

 

ROM専のときの心理

ROM専だったときの自分は何を考えていたのか? 一度は「発信」をしていたのに長い沈黙をしている間、自分の意見や感想などをネット上に発信して誰かに伝えようとは思わなかったのか?

まったく思わなかったんですよ。

以前に更新していたのは、いわゆる「ネット日記」みたいなもので、読者はほとんど知り合いでした。

今やっているような「不特定多数を意識した発信」とは考え方が違います。(今もフォロワー数は少ないですけど)

テレビを見ているような感覚で、ネット記事を読み続けていました。

 

世界を11年ROMって分かったこと。

ずっと見ていて、何か分かった?。

 

そんなぼくですが、発信活動を再開して分かったことがあります。

一言で言い表せます。

ROMっていても、人はどこへも行けない。

これにつきます。いろんな言い方はできますが、意味は同じです。

 

インプットだけでは成長しない

レベルの高いインフルエンサーのブログや動画を見ても、著名人の書いた本を読んでも、NewsPicksに月額を払い続けて記事を全部読んでいても、

「インプットだけでは人は成長できない」ということです。

人はアウトプットによって変化します。

思ったことを言語化し、自分の表現の拙さに絶望し、それでも別の言葉を探してまた他人に伝えていく。

アウトプットの過程で人は変化し成長していきます。

 

もう少し上手くなってから発信しよう?

はやく発信が上手くなりたい!

 

この記事を読んで下さっている中に

「インプットだけでは意味がないのはわかる。でも今のレベルでは恥ずかしくてアウトプットできません。だからもう少し勉強して上手くなってから発信を始めようと思ってます」

と考えている方がいるかもしれません。

厳しい言い方ですが、そのスタンスだと、一生あなたは発信しないと思います。

アウトプットは始めないと上手くならないからです。

それと「発信することの恥ずかしさ」は上手くなっても変わりません。

みんな恥ずかしさや不安を抱えながら自分の意見を発信しています。(だんだん慣れて麻痺してくる部分もありますが)

 

ぼくは未だに自分の書いているものを読み返すと、「うわ~、なんて下手くそな文章だろう。内容も酷いもんだな」と消え入りたい気持ちになることがあります。

 

でもそれで以前の記事を削除したりはしません。

次はもう少し良いものを書いてやろうと思うだけです。

 

誰もあなたのことなんて気にしていない

私たちのことなんて、誰も見てないよ

 

もうひとつ、ぼくがROM専をやめてわかったことに、

「世の中の人は自分のことなんて誰も気にかけていない」があります。

  

多少激しい発言をしようと、斬新で革命的な(と自分では思えた)ツイートをしようが、まったく誰も反応してくれません。

気にしていないし、それ以前に目にも止まっていないのです。

 

無名の一般人は、驚くほど見られていないのです。比喩とかではなく、「ネット上では無名の人は透明人間と同じ」くらいに考えていてもいいと思います。

 

だとしたら、「こんなこと言って誰かにバカにされたらどうしよう」と発信を躊躇するなんて意味のないことだと思いませんか?

あなたが話そうが黙ろうが、ネットの世界は巨大すぎてほとんど誰の目にも留まりません。

 

であれば、思ったことを言葉にして発信していく方が、人生は楽しくなりそうです。

そう思って、ぼくは発信活動を始めました。

 

あなたの人生が今よりずっと楽しいものになることを陰ながら祈っています。

 

おわります。

 

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