音声配信をはじめて1年経ちました。
「個人でラジオできるんだ。なんか面白そうだな」と軽い気持ちで始めたのが2020年11月。
Radiotalk→stand.fmとプラットフォームを変えて、今は両方で「マルチ配信」しています。
音声配信は今すごく盛り上がっているので、アプリも乱立している状態。「音声配信戦国時代」だと思っているので、今はなるべくたくさんのアプリで配信しておくのがいいと判断したからです。
「マルチ配信」はちょっと手間ですが、割と簡単にできます。
詳しくは新たに立ち上げたサイトで解説しています。
もくじ
思考に変化が。
元々あまりおしゃべりな方ではないぼくが音声でのラジオ配信をやってみようと思った理由はいくつかあります。(それについては別の機会に書きます)
ここでは、1年間ほぼ毎日音声配信を続けていたら、自分に起こった変化について書きたいと思います。
「お前の変化なんて読みたくないよ」って思われるかもしれませんが、
同じようにあまり喋りが得意ではない人が1年ラジオを続けると、こんな変化が起こりますよ、という参考にはなるのではないかと思います。
- 耳が良くなった
- ブログを書くスピードが上がった
- 目標が明確になってきた
耳が良くなる
「耳」と言っても音感とか聴力とは違います。
じゃあ何かというと、「喋りに対する感覚の鋭さ」です。
喋り自体はそれほど成長していない
1年もやっていたなら、喋るスキルも上達したんでしょ?
と思う人も多いかもしれません。
でも、ぼくの正直は感覚は「そんなに変わってないかも」。
前述したように「喋りに対する感覚」は良くなった実感があります。
でも、喋り自体が傍目にわかるくらいレベルアップしたのか、と言われると、残念ながら答えはNOです。
ぼくはこれをポジティブに捉えています。
「1年継続して、やっと成長するベースが出来上がったんだ。これからは鋭くなった耳も使って、自分の喋るスキルを伸ばして行こう」と思っています。
テキストを書くのが早くなった
毎日音声配信をするようになって変わったことは、意外なことに「ブログを書くこと」にもよい影響がありました。
最も分かりやすい変化は「書くスピードが上がった」ことです。
音声配信をはじめる前は、1,000文字のブログを書くのに平均30〜40分くらいかかっていました。
それが、最近だと15〜20くらいで書けます。
なんと2倍のスピードアップ。(界王拳みたいですね)
「話す」と「書く」は近いスキル?
なぜ音声配信で毎日「話す」ことがブログを「書く」ことに影響したのか?
脳の言語化能力が鍛えられたのではないか、というのが仮説です。
ぼくは脳科学の知識などはありません。あくまで感覚的な推論です。でもそれほど的は外れていない気がします。
「話す」と「書く」は使う道具は違います。(声と文字)
でも、言語化能力という大きな分野ではけっこう近い部分の脳を使っているのではないかと思います。
「書く」は比較的スローな言語化スキルです。
一方、「話す」はリアルタイムの待ったナシなので、アタマの回転もそれについていこうと回ります。
毎日10分程度とはいえ、日常会話以外の「話す」ことを続けてきた結果、言語化のスピードが上がった気がしています。
自分の目標が言語化できてきた
最後はけっこう内面的な変化なので、あまり参考にはならないかもしれません。
でも、自分では大きい変化だと感じています。
その変化とは「目標の言語化」です。
何に対する目標かというと「発信活動の目的」みたいなことです。
この場合で言うと「お前はなんのために毎日ラジオで喋っているのか?」と言う問いに対する自分なりの回答です。
毎日更新しているとはいえ、音声はブログと違い検索流入もないので、再生される数は多くありません。
もちろん収益なんて全く出ていません。
それなのに、どうして続けるのかと言うと、喋るのが上手くなりたいからです。
言語化能力を向上させたいから。
それによって、
- 自己理解
- 他者理解
- 発信の質も量も増える
- インプットの質も上がる
- 人生が豊かになる
と本気で考えています。
ブログ(テキストメディア)も廃れることはないと思います。
でも、その他の媒体が出てきていることも確かです。
ブログはこれからも続けて行きますが、それ以外のチャンネルも模索して行きたいし、それらは相互補完的にそれぞれのスキルを強化しれくれると思います。
何が言いたいかというと、「文章が上手くなりたいなら、音声でも発信する方が効率がいいと思う」んです。
最後にちょっと宣伝
音声配信はぜったいもっと盛り上がると思います。
これから音声配信をはじめたい人向けのサイトを立ち上げました。
まだまだ未完成ですが、気合入れて書いてます。